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前年比17人減の99人が入社 西日本鉄道


週刊経済2021年4月13日発行

林田新社長就任後、初の入社式

西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、林田浩一社長)は4月1日、本社内で2021年度入社式を開き、前年比17人減の99人(うち女性37人)が入社した。
内訳は、大卒が前年比5人減の70人(うち女性33人)、高卒・高専卒が同12人減の29人(うち女性4人)とだった。来年度の採用予定人数は今年度と同水準としている。
式には新入社員99人が全員参加。新型コロナウイルス感染症防止策として開催時間を短縮したほか、国際物流部門に配属される社員は東京会場(東京都日本橋2丁目)でリモート参加した。同日付で就任した林田浩一社長は「前年度は、第二次世界大戦以来の大幅赤字だったが、期間を1年間延長した〝修正〟第15次中期経営計画を基盤に事業の立て直しを図る。そのほか、ビジネスモデルを見直し、自動運転や東京一極集中の分散による就職環境の変化などを追い風に新ビジネスを模索する。新入社員のみなさんには、ピンチからチャンスを見出し、新しい挑戦をしてほしい。当社にとって大事な一年になるので、全員でスクラムを組み現状を乗り越えていこう」と話した。