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前年同月比5・6倍の127億2700万円 福岡市内4百貨店の4月売上高


週刊経済2021年6月8日発行

2カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の4月売上高は、前年同月比5・6倍の127億2700万円で2カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が5月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億2400万円(11・1倍)、衣料品が29億7700万円(9・2倍)、家庭用品が4億2100万円(2・9倍)、食料品が23億2100万円(2・9倍)、雑貨が31億5300万円(6・9倍)、身の回り品が32億9800万円(11・8倍)と全項目で前年を上回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも151億5800万円(2・1倍)で2カ月連続のプラスとなった。商品別では食堂・喫茶が3億4200万円(2・9倍)、衣料品が49億6800万円(2・3倍)、食料品が40億400万円(1・5倍)、雑貨が26億4700万円(2・1倍)、家庭用品が8億200万円(2・0倍)、身の回り品が20億3900万円(3・2倍)だった。
全国の売上高は、前年の緊急事態宣言に伴う臨時休業や時短営業などの営業自粛の反動から、前年同月比2・6倍の3178億円と2カ月連続のプラスだった。一方で実質的には反動要素を除く前々年比27・7%減と大幅に水準を下げ、売上の回復が見通せない状況が続いている。

表はこちらから。