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前原市に同社初の有料老人ホーム開設 平成建設 オーナーから建設・運営を受託


 土木・建築工事、住宅・リフォーム事業の平成建設株式会社(前原市前原西五丁目、西原孝作社長)は、前原市に同社第一号となる有料老人ホーム「ケア・ラポート南風台(みなみかぜだい)」を十一月中旬にオープンする。
 場所は前原市南風台七丁目。土地活用の手段として不動産所有者(オーナー)に有料老人ホームのパッケージ提案しており、シリーズ化を図る「ケア・ラポート」の一棟目となる。全二十四室は全て個室(十八平方メートル)。入居一時金は百五十万円で、家賃五万円、管理費四万三千五十円、食費が四万四千百円。スタッフは、看護職員が十人、看護師が二人、生活相談員など、総勢十六人を予定している。
 パッケージの内容は、介護付有料老人ホーム「ケア・ラポート」シリーズ(特定施設入所者生活介護・申請中)の建築と運営受託。建築後は土地オーナーへの家賃保証をした上で、人材の確保や施設の運営も同社 が手がけていく。二棟目は来年四月に完成予定の福岡市南区の「ケア・ラポート野間」。三棟目も、同市西区に計画している。
 西原社長は、「新規参入が相次いでいる分野なので、今後の競争はますます激化するだろう。二年に三棟程度のペースで、オーナーにも入居者にも喜んでもらえる施設を建てていきたい」と話している。
 同社は、四七年八月創業、七〇年一月設立、資本金は一億円。
 西原社長は四八年九月二十一日生まれの五十五歳、前原市出身、趣味はゴルフ。

2004.8.24 発行 週刊経済より