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券売機のスマホ決済にアリペイと交通系を追加 ウインズジャパン


4月に共同開発

ラーメン店「博多一幸舎」を展開する㈱ウインズジャパン(福岡市博多区博多駅東2丁目、入沢元社長)は11月、店舗に設置する券売機でのスマートフォン決済で中国アリババ集団系決済「アリペイ」と交通系ICカードの決済機能を新たに追加した。
同社ではインバウンド観光客の来店増加を受け、今年4月に中国で数多く利用されているコミュニケーションアプリ「We Chat(微信)」の電子決済サービスに対応した券売機を共同開発し、店舗への導入を進めており、今回はインバウンド客のさらなる取り込みと、国内でのキャッシュレス化を見据え新機能を追加した。同券売機はシステム開発業㈱コスミックビジネス㈱(同市中央区長浜1丁目、立邊英規社長)と対中向け日本情報ポータルサイトを運営する㈱TRYSEE(同区天神1丁目、張果林社長)の技術支援のもと開発。英語や韓国語、中国語の言語表示に加え、音声ガイダンスに対応している。
同社は2007年6月設立。資本金1000万円。従業員260人(アルバイト含む)。「博多一幸舎」を国内18店舗、海外40店舗展開するほか、つけ麺専門店や別業態のラーメン店舗も複数運営している。

2018年12月11日発行