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利用希望者と貸し会議室のマッチングサービス  ファルコ


不動産オーナーの空室リスク回避へ

大容量ファイル送信サービス「データ便」を運営する㈱ファルコ(福岡市中央区今泉1丁目、植村福太郎社長)は5月26日、利用希望者と貸し会議室などのレンタルスペースをマッチングするサービスを開始した。
オフィスや貸し会議室の空室率増加に悩む不動産オーナーの支援を目的としたもの。同社が運営するサイト「スペース便」にオーナーが物件情報を掲載し、レンタルスペース利用者はこのサイトを通じてエリアや利用時間、Wi-Fi環境の有無など希望条件を設定して予約、クレジットカードで決済する。同社には施設利用料金の15%がマージンとして支払われる。また、サイトの掲載物件を募集中で、6月2日時点で東京、福岡などで25件の情報が掲載されている。植村社長は「飲食店経営者の方にとっても、空き時間だけ店舗を貸し出すことで新しい収益を生むツールとして活用いただきたい」と話している。
同社は2012年8月設立。資本金700万円。従業員5人。決算期7月。

2020年6月9日発行