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別府市の温泉事業に40万円寄付 ボルテックス福岡支店
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週刊経済2025年5月7・14日発行号
大分銀行SDGs私募債
オフィスビルの区分所有を中心に資産形成コンサルティングを展開する㈱ボルテックス(東京都千代田区、宮沢文彦社長)の福岡支店(福岡市中央区赤坂1丁目)は4月22日、大分県別府市の温泉関連事業などに約40万円を寄付した。
同社では昨年9月に㈱大分銀行(大分県大分市、高橋靖英頭取)のSDGs寄付型私募2億円を発行し、資金調達を実施。同私募債はSDGsの普及拡大と地域の社会的課題解決に取り組む社会貢献活動型の私募債で、私募債発⾏⾦額の0・2%相当額の物品、寄付⾦などを学校・団体等へ寄贈するもの。今回は別府市が観光資源の「温泉」を持続可能なものとするために保護・有効活用する「温泉マネジメント計画」に賛同し、寄付した。同社では「別府市の取り組みは風土記に記された昔より大切に守ってきた温泉そのものだけでなく、人的交流や産業、雇用の創出など、地域が一体となって紡いできた別府の美しい地域性をさらに強化するものであり、格差の広がりや分断を是正することを目指す当社の企業理念と合致している」と語った。
同社は1999年4月設立。資本金は1億4084万8千円。従業員数は654人。グループ連結売上高は819億1200万円(23年3月期)。経常利益は86億8700万円。