NEWS

  • 地域

出荷好調も製品価格下落で減収減益  鳥越製粉    純利益は5・5%増


 鳥越製粉株式会社(福岡市博多区比恵町、小西敬一郎社長)の11年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比2・6%減の51億8百万円、経常利益は同10・8%減の4億23百万円で減収減益となった。
 フランスパン専用小麦粉を中心に主力製品の出荷数量や精麦の受注は伸びたが、製品価格の値下げと食品部門でヒット商品がピークアウトしたことなどが影響し、売上高は微減となった。利益面では、減収と昨年から続く副産品価格の下落が影響し2けた減益。四半期純利益は同5・5%増の2億47百万円となっている。
 通期の見通しについては、売上高は前期比5・0%増の225億円、経常利益は同15・6%増の22億8千万円を見込んでいる。