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円高影響で12年3月期見込みを修正  三井松島産業    売上7%減、経常利益35%増


 石炭販売など三井松島産業株式会社(福岡市中央区大手門1丁目、串間新一郎社長)は、2012年3月期連結決算見込みで売上高が11年11月に発表の予想比7%減の930億円、経常利益が同34・7%増の66億円に修正した。
 石炭販売事業は、アジア経済の成長率鈍化や円高による輸出低迷で、今年度受注を予定していた鉄鋼向け原料炭の一部が次年度にずれ込むため売上高が予想を下回る見込み。一方、利益面では、海外炭の生産が順調に推移していることに加え、海外子会社が為替差益を計上することから予想を大幅に上回る。前期比ベースでは売上高が6%増、経常利益は2・6倍になる見込み。