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健康増進拠点基本設計をプロポーザル公募 吉富町
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週刊経済2025年10月1日発行号
予算額は上限1873万円
大木町(広松栄治町長)は9月19日、同町八町牟田にある健康福祉センターを解体し、新たに全世代型健康増進拠点施設基本設計に関する業務委託プロポーザル(事業提案)公募を始めた。
同センターは1998年4月に完成して以来、同町における健康福祉および多世代交流の拠点として機能していたが、施設の老朽化と維持管理・運営に伴う財政負担の増加が課題となっていた。町では「大木町全世代型健康増進計画」に基づき、新たな健康増進拠点に関する構築計画を策定。同計画の基本設計策定業務について、各提案事業者の知見や技術、実績などを選定し、最も適した企画提案事業者に委託する。
場所は西鉄天神大牟田線「八丁牟田駅」近く、本佐木小学校から約100m東側。敷地面積は健康福祉センターが1万4385㎡、駐車場(未舗装)が3765㎡。現在の多世代交流棟「天然温泉大木の湯アクセス」は廃止し、拠点施設の附帯施設として温泉を活用した小規模浴場を設置するほか、健康福祉棟の改修を行う方針。同施設基本設計業務に関する見積限度額は1873万9022円(消費税および地方消費税を含む)。
参加申請書の提出期間は10月6日まで。同月8日に1次審査(書類審査および評価)を行い、11月20日に2次審査(プレゼンテーションおよびヒアリング)を経て、同28日に審査結果を通知する。履行期間は契約締結日から来年10月30日まで。予定工期は基本設計が2026年度、実施設計が27年度、解体工事が28年度、改修・設置工事が29年度の見通し。詳細は健康課健康づくり係まで。

