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価格改定などで経常利益は60・4%増 力の源HD中間期


週刊経済2023年11月28日発行号

売上高は148億7900万円

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、山根智之社長)の2024年3月期連結中間決算は、売上高が前年同期比27・3%増の148億7900万円、経常利益は同60・4%増の14億9100万円の増収増益となった。
主力メニューのリニューアル、国内外の店舗においてモバイルオーダーやタブレットオーダーの導入など、DX施策を推進してコストを削減。加えて原材料や人件費などの上昇への対応として価格改定を実施したことで利益を確保した。国内店舗は主力のラーメン店「一風堂」ブランド7店をオープンし、店舗数は3店増の142店となった。海外店舗は「IPPUDO」ブランドを中心にフランス2店、マレーシア1店、中国1店、台湾1店を出店した一方で4店を閉店しており、海外店舗数は3店増の137店舗となった。
通期は売上高が前年同期比20・6%増の315億円、経常利益は40%増の32億5000万円を見込む。