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佐賀市川副町に1・2メガワット出力の太陽光発電所  芝浦HD    3億5千万円かけ


 太陽光発電システム設計・施工の芝浦特機株式会社など3社を統括する芝浦グループホールディングス株式会社(北九州市小倉南区上石田4丁目、新地哲己代表取締役会長兼CEO)は6月から、佐賀市川副町に3億5千万円をかけ発電出力1・2メガ(千キロ)ワットのメガソーラー(出力千キロワット以上の太陽光発電所)を建設する。10月に操業開始予定。
 佐賀市からの誘致で進出するもので、佐賀県内初のメガソーラー。同社のメガソーラーは、今年7月に稼働を開始する嘉麻市、熊本県南関町に続く3カ所目。場所は県道84号川副福富交差点北西にある佐賀東部水道企業団の「旧川副浄水場」跡地。敷地面積は1万7千平方mで、約4千枚の太陽光パネルを設置する。1日あたり一般家庭約4百戸相当分の電力を賄い、売電で年間約5290万円(固定買取価格が42円の場合)の売り上げを見込む。同社では「今後も九州や沖縄を中心にメガソーラー建設に携わりたい」と話している。
 同社は2010年8月設立。資本金2億350万円。2011年7月期売上高25億717万円。従業員90人。