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住宅プレゼンCAD連動のウェブ―VRサービス 安心計画


利用料は年間13万円

住宅メーカーや工務店向けの営業支援ソフトを開発、販売する安心計画㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、小山田隆広社長)は10月1日、ウェブ―VRサービス「動線計画」の取り扱いを開始する。
同社のVRラインナップの充実化を図るもので、物件完成時のイメージをより現実的に提案できる選択肢が増える。「動線計画」は、主力商品の3D住宅プレゼンCAD「ウォークインホームプラス」のデータからPC上でVRデータを作成し、ウェブにアップすることで誰でもブラウザ上で閲覧可能となるシステム。パノラマタイプのVRとは違い、3Dの物件内を実際に歩くように滑らかに移動(ウォークスルー)でき、かつ真上から全ての部屋を俯瞰できる。壁や床の色替えや、情報(文字、リンク)の埋め込みも可能。また、スマホ用から高機能なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)まで全てのVRゴーグルに対応している。変換したデータはURLで送信でき、スマートフォンやタブレット、パソコンなど全ての端末で閲覧が可能である。利用料は初年度が13万円(税別)で、次年度以降は8万5000円。小山田社長は「住宅営業の支援を通じて、多様なライフスタイルを紹介するなど暮らしの総合的な提案を促進したい」と話している。

2019年9月18日発行