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仏パン小麦などの健闘で減益幅を一けたに圧縮  鳥越製粉    売上高は微減の154億68百万円


 製粉業大手の鳥越製粉株式会社(福岡市博多区比恵町、小西敬一郎社長)の11年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比1・4%減の154億68百万円、経常利益は同8・3%減の13億65百万円で減収減益だった。
 国内外で製パン講習会の実施や展示会への出展などで積極的にPRに努め、フランスパン小麦粉を中心に出荷数量は好調に推移。食品の不調などで売上高は微減だったものの、中間期より減収幅を縮めた。一方、輸入小麦価格の高騰などで利益面では厳しい局面を強いられてきたが、製粉事業の好調などで減益幅を圧縮。経常利益は中間期の13%減から8・3%減に、四半期純利益は同1・0%減の7億88百万円で微減にとどめた。
 通期売上高は前期比5・0%増の222億5千万円、経常利益は同15・6%増の22億8千万円で増収増益を見込んでいる。