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今秋ミャンマーに日本語学校 第一交通産業


3階建て校舎を建設中

第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は今秋、ミャンマーに日本語学校を開校する。
場所はヤンゴン近郊で日本が主導するティラワ経済特区に隣接するタンリン地区バングエゴンで、約1000㎡の用地に3階建て校舎を建設。同経済特区を中心にヤンゴンに進出する日本企業向けの人材育成と日本の労働力不足業種に同国の人材を将来的に送り出すため、日本語教育と職業訓練を開始する。
運営は同社の現地子会社・ティラワ第一交通㈱と第一アジア㈱が共同で進め、今年9月に開校する予定。同グループは現地法人2社を経営しており、ミャンマー人スタッフ約170人のマネジメント経験を今回の学校運営に活用する。名称は「ティラワ第一日本語学校」(仮称)で、ミャンマー人の日本語教師4人と事務局に日本人1人とミャンマー人3人を配置。職業訓練指導員は同グループから派遣する計画。最大定員は150人で、約18カ月の日本語教育を実施する。現地の日系企業や日本企業への就業を希望する生徒には日本のビジネス慣習やマナー、希望職種の知識習得や基礎的な職業訓練も実施する方針という。また、将来的に同グループでの卒業生の受け入れも念頭に置いている。

2018年4月10日発行