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今期天神・博多に10店舗出店  サークルKサンクス    14年までに100店体制に


 コンビニエンスストア大手の株式会社サークルKサンクス(東京都中央区晴海、中村元彦社長)は、5年後の2014年までに、福岡県内に100店舗出店する出店計画を定めた。初年度の今期は10店舗を出店する。
 九州新幹線全線開通による流通市場の拡大を見込み、福岡を中期計画における重点エリアに定めた。同社は7月1日、福岡市中央区天神2丁目に福岡1号店を出店しており、現在までに博多駅筑紫口店(博多区博多駅東1丁目)、薬院北口店(中央区薬院1丁目)を出店。8月末までに、大博通り店(博多区区博多駅前2丁目)、西通り店(中央区天神2丁目) 駅前4丁目店(博多駅前店4丁目)の3店舗をオープンする予定。認知度向上のために2年目まではすべて都心部(天神・博多地区)で出店していく。また、この5年間は進出済みの熊本県、鹿児島県を除く九州の各県には出店しない方針。
 山本順一福岡営業部長は「福岡で実際に業務にあたってみて、厳しい経済状況ながらも進出してきたことで、当社に対する印象は予想以上に良いと感じた。認知度を得るまで採算的には厳しい状況が続くだろうが、そこを乗り越え福岡での出店を軌道に乗せていきたい」と話している。