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今期は売上高約28%増の28億円を見込む  三和通商    柔軟剤の輸入卸が好調


 輸入品の卸、飲食事業の株式会社三和通商(福岡市早良区東入部6丁目、阿部敏春社長)は、11年7月期決算売上高で前期比約28%増の28億円を見込んでいる。
 同社の主力商品で、九州唯一の輸入元として取り扱う柔軟剤「ダウニー」の卸販売が好調に推移。加えて09年から開始したLED照明など環境関連商材の輸入卸でも、大型店舗などへの導入計画があり前年比3倍の売上高3億円を見込んでいることや、円高も影響し全体で増収の見通し。経常利益は前年並みの9千万円を見込む。阿部社長は「5年後をめどに売上高50億円を目指したい」と話している。
 同社は1986年4月創業。95年9月設立。資本金1千万円。従業員数21人。柔軟剤などの生活用品や化粧品、LED照明など環境商材の輸入販売を展開し、2010年7月期の売上高は21億8千万円。阿部社長は香川県高松市出身。1949年7月13日生まれの61歳。趣味は仕事。