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今年秋から会議所ビルの改修工事開始 　福岡商工会議所　　　 会議所事務局、貸会議室を集約

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　福岡商工会議所（福岡市博多区博多駅前２丁目、河部浩幸会頭）は、今年秋から来年度にかけ約４億４千万円を投じて商工会議所ビルの改修工事を行う。
　同会議所では、築４０年の現ビルが老朽化してきたことや、会議所事務局が複数階に分散するなど会員サービスの低下などを改修理由に挙げている。全館に渡って給排水設備を改修し、トイレを美装化するほか、多目的トイレや喫煙ルームを新設する。フロア別では１階ロビーをイベント、ギャラリースペースなど市民・会員の交流スペースに改装。現在４階から６階に分散している会議所事務局の執務スペースを６階に集約する。５階は役員の執務室、応接室、会議室、議員交流ルームなど。貸会議室は３、４階に集約し、稼働率の向上、管理・運営の効率化を図る。今年度は１階ロビーと７～９階の工事を行う。河部会頭は「商工会議所には外国からの要人を迎える機会も多いが、ずいぶん老朽化している。外観は変わらないが、改修後は快適になると思う」と話している。