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今年度内の開通へ 工事は仕上げの段階に 北九州国道事務所


週刊経済2023年10月3日発行号

岡垣バイパス4車線化事業

北九州国道事務所が工事を進めている国道3号・岡垣バイパス4車線化事業は、今年度内の開通に向け、工事は仕上げの段階に入っていることが同事務所への取材で分かった。
同バイパスは岡垣町山田と宗像市武丸間の延長4キロ。北九州と福岡を結ぶ国道3号では唯一の暫定2車線区間。2018年度に4車線化事業がスタートした。福岡方面から北九州方面への上り線となる整備区間では、トンネルなど新設構造物が完成。10月3日には第1走行車線へ車線を切り替え、残る工事を進める。また、4車線化とともに整備されるランプも工事は仕上げの段階となり、岡垣町側に設けられる山田ランプでは最後の舗装工事や道路付属物設置工事などが行われている。
同事務所では年度内の完成に向け、8月22日に開通前プレイベントを実施。約450人が参加。会場ではウォーキング大会のほか、道路パトロールカーや工事車両などが展示されたほか、同じ九州地方整備局が管轄する海の中道海浜公園事務所の協力で、小学生以下の参加者を対象に動物と触れ合う「ふれあい動物園」なども開設され、家族連れなどでにぎわいを見せた。