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今夏から長崎県大村市でメガソーラー発電所に着工  キューデン・エコソル    今期中の一部運転開始目指す


 太陽光発電関連事業の株式会社キューデン・エコソル(福岡市渡辺通2丁目、瓜生道明社長)は、長崎県大村市に九州最大規模の太陽光発電所を建設する。今年夏に着工し、今期中の一部運転開始、来年度の本格稼働を目指す。
 場所は大村市寿古町の九州電力大村発電所跡地で敷地面積は21万平方m。施設は、ほぼ敷地全体を使った発電設備とパワーコンディショナーなどを設置した電気室からなり、出力は1万3千キロワット。年間の発電電力量は約1320万キロワット時で、同社によると九州最大規模の太陽光発電施設という。約92百戸の家庭が昼間に使う電力量を賄うことができ、年間で約46百トンの二酸化炭素排出抑制効果を見込んでいる。投資額は未定。九州電力大村発電所は、1957年から2004年まで国内炭を燃料とした火力発電所として稼働していた。
 同社は09年12月設立、資本金は4億95百万円、従業員数は19人。