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京都・大津のシェアサイクル承継へ チャリチャリ


週刊経済2025年11月5日発行号

関西進出へ体制強化

シェアサイクルサービスを展開するチャリチャリ㈱(福岡市中央区長浜1丁目、家本賢太郎社長)は10月14日、京都市と大津市でシェアサイクル「kotobike」を運営する㈱きゅうべえ(京都市東山区、谷口創太社長)の事業を吸収分割で引き継いだ。効力発生日は12月1日の予定。

㈱きゅうべえが展開する「kotobike」は、京都・大津エリアでポートを配置し、通勤・通学などの日常利用を中心にサービスを拡大してきた。同社は今回の承継により、両市でのポート基盤を活用し、自社の運営システムとデータ分析を融合。関西圏における日常移動型シェアサイクルの需要拡大と、ポート密度を高めることによる地域交通の利便性向上を図る方針。

今後は当面「kotobike」ブランドを継続して運営し、来春をめどに「チャリチャリ」へブランド統一する計画。