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交通計画部とストア計画室を新設  西日本鉄道    7月1日付で組織改正


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)は、7月1日付で本年度の組織を改正し、バス・鉄道の今後のあり方や機能向上に向けた施策を検討・推進する「交通計画部」と、スーパーマーケットを展開する子会社株式会社西鉄ストアの競争力強化を支援する主管組織の「ストア計画室」を新設した。
 交通計画部は、経営企画部やまちづくり推進室、IT推進部で構成する経営企画本部内の新部署。人口減少や高齢化、観光交流の拡大、低炭素社会へのシフトなど交通事業を取り巻く環境の変化に対応し、バス・鉄道の今後の在り方や機能向上に向けた施策を検討・推進する。同部長には小野哲也同本部付部長が就任。ストア計画室は、従来のサービス・流通事業室を廃止し、西鉄グループのコア事業の一つであるストア事業の収益構造改善や事業規模拡大を推進するための戦略組織として新設。同室長(次長待遇)には林田浩一経営企画本部経営企画部課長(次長待遇)が就任した。
 今年度は、中長期計画「将来ビジョン2018」達成に向けた初期段階(1stステージ)と位置付けた第12次中期経営計画の2年目。既に事業構造改革やCSR経営などを基本方針とした今年度事業計画を策定し、第12次中計達成に向けた取り組みを推進している。同社では「今後もグループの事業構造の改革・再編を進め、事業環境の変化に柔軟かつ機敏に対応した体制を構築するとともに、新しい事業モデルによる収益機会の獲得で、売り上げ拡大を目指していきたい」と話している。