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交通緩和の実証実験 中央地所と福岡市


来年3月まで

福岡市を中心に建物管理を手掛ける中央地所㈱(中央区渡辺通5丁目、戸嶋弘一社長)と福岡市は3月16日から、天神地区の交通緩和に向けたフリンジパーキングの実証実験をスタートした。
フリンジパーキングとは、交通道路混雑の緩和を図るため、都心周辺部の駐車場でマイカーを受け止め、都心循環BTRなどの公共交通に乗り換えて都心部に行く取り組み。期間は2020年3月まで。対象駐車場は「天神北ボートレース福岡第1立体駐車場(中央区那の津1丁目、1000台収容)」「天神南グランドパーキング(中央区渡辺通1丁目、370台収容)」の2カ所。駐車料金は、天神に行く人限定で最大500円、利用特典として乗車人数分の西鉄バス片道乗車券を進呈する。
戸嶋社長は「路上駐車や道路混雑を防止し、交通の面からも地域をよくしていきたい」と語った。
同社は1975年10月設立。資本金8400万円。従業員30人(グループ計)。
戸嶋社長は1940年9月27日生まれの78歳。福岡市出身。早稲田大学理工学部卒。趣味はゴルフ。会社設立前は、ブリヂストンでエンジニアとして開発に携わっていた。

2019年4月23日発行