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九電福岡支店と地域連携に関する協定を締結  九州産業大学


朝倉市復興まちづくりに参画

九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、榊泰輔学長)は10月8日、九州電力㈱福岡支店(同市中央区渡辺通2丁目、安部進一郎執行役員福岡支店長)と地域連携に関する協定を締結した。
地域の防災計画の策定および訓練、観光プランの策定、地場観光サービスの充実やホームページ制作など地域づくりの活動分野で連携し、自治体と協働することで地域発展に寄与する人材育成を図るのが狙い。同大学が地域振興について民間企業と協定を結ぶのは今回が初めてとなる。提携後、最初のプロジェクトとして、九州電力が朝倉市と締結した「復興まちづくりに関する包括連携協定」に基づく活動に同大学も参画。同大学の防災および観光・地域づくり分野など同大学研究者の知見や研究成果を活用することで、より実効性の高い復興まちづくりを推進する。
同支店では朝倉市のほか、久山町。粕屋町、うきは市、八女市の計5自治体と地域の問題解決や地域活性化における包括連携協定を締結。同大学においても県内20市町村と連携し、学生・教員がプロジェクト活動を展開していることから、今後、両者の活動において双方の知識や技術、経験など相互活用・協力することで、地域貢献活動の拡充を図る方針。

2020年10月20日発行