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九産大に8階建て人間科学部新棟が完成 中村産業学園


総事業費は約44億円

九州産業大学および九州産業大学造形短期大学部を運営する中村産業学園(福岡市東区松香台2丁目、一ノ瀬秋久理事長)が九州産業大学敷地内に建設していた8階建て文系新棟がこのほど完成した。総事業費は約44億円。

九州産業大学は今年4月から文系領域を再編し、「人間科学部」および「地域共創学部」の2学部を新設。経営学部を統合した新編成の「商学部」、経済学部、国際文化学部を加えた文系5学部体制に再編する。子ども教育学科とスポーツ健康科学科が活用する新棟は九州産業大学敷地内、陸上競技場の南側に新設。建築面積は2118㎡、8階建てで延べ床面積は同1万6667㎡。1階がエントランス、学部事務室、子育て支援エリアとなり、2階が「子ども教育学科(新設:定員80人)」、3、4階が教室、5階が子ども教育学科および研究室、ゼミ室など、6階が「スポーツ健康科学科(同)」および研究室、ゼミ室など、7階がスポーツ健康科学科、8階が多目的スペースとなる。

同大学では「健康づくりや幼保教育は社会的ニーズの高い分野でもある。新学科の学び舎として、実践的教育の場として九州産業大学の新たなランドマークにしていきたい」と話している。

2018年3月6日発行