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九州産のオリーブを使用した化粧品を発売 九州オリーブ普及協会


ブランド名は「NIPPON OLIVE LAB」

一般社団法人九州オリーブ普及協会(福岡市中央区六本松2丁目、百富孝行理事長)は7月1日、九州産のオリーブを使用した化粧品の販売を開始した。

同協会オリジナルブランド化粧品の第1弾として開発したもの。これまではオリーブオイルなどの食用の商品のみ加工・販売していたが、さらなる販路開拓に向け2年前からオリーブと相性の良い美容商品の開発を研究していた。ブランド名は「NIPPON OLIVE LAB」。20〜60代の男女をターゲットに、九州産のオリーブオイルを原料とした洗顔料と化粧水の2種類を同協会のHP内で販売している。価格は洗顔料が税別2000円(100㎖)、化粧水が税別4000円(120㎖)。来年は同シリーズの美容液やクレンジングの販売を予定しており、順次品目を増やしていく予定。同協会では「地道に普及活動に取り組んできたことで、九州エリアのオリーブ生産者は年々増加傾向にある。しかし、生産だけでなく販売を進め、生産者に利益を還元していくことこそ、オリーブ普及のための重要なポイントだと捉えている。今後もジャンルを問わず、オリーブの特性を生かした商品開発を進めていきたい」と話している。

同法人はオリーブを社会に普及させることを目的に2009年12月に設立。2017年6月時点の会員数は134(団体・個人を含む)。

2017年8月1日発行