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九州大学の留学生支援基金の応援商品  ふくや


名物メニュー「ジロー風スパゲティ」を再現

辛子明太子メーカーの㈱ふくや(福岡市博多区中洲2丁目、川原武浩社長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症の影響で経済的なサポートが必要な留学生を支援する「九州大学『新型コロナウイルス対策留学生支援基金』」の応援商品の販売を始めた。
九州大学の学食で30年以上親しまれた名物メニュー「ジロー風スパゲティ」を再現したパスタソースで、九大生協との共同開発商品。名称は「九大ジロー風スパゲティの素」。パスタソース(70g)2袋とこんぶ佃煮(10g)2個がセットで、価格は972円(税込)。来年3月末までの基金期間中、送料と消費税を除いた商品代金の全額を寄付する。
ジロー風スパゲティは、1980年代に九大生協が実施したアイデアメニューコンテストで誕生。明太子やツナ、しそ昆布とパスタの麺を炒めてバターと醤油で味付けし、最後に卵を絡めたもので、九州大学の箱崎、六本松キャンパスで提供され人気を集めていた。しかし、調理に時間がかかることや調理器具の電化などに伴い、2015年に学食の定番メニューから姿を消していた。

2020年9月23日発行