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久留米市荒木町にサービス付き高齢者向け住宅開設 いきいきリハビリケア


週刊経済2025年10月1日発行号

延べ床面積約4165㎡

通所介護施設などを運営する㈲いきいきリハビリケア(久留米市野中町、深井伸吾社長)は9月1日、久留米市荒木町白口にサービス付き高齢者向け住宅「いきいきメディカルリハ荒木」を開設した。

看取りまで支える入居事業を実現したいという想いで開設したもの。同社が運営する「いきいきリハビリクリニック」と同一敷地内に整備。敷地面積約2139㎡、延べ床面積約4165㎡の鉄骨造り4階建て。居室数は71室(1人用個室66室、2人用個室5室)で、定員76人。居室面積は20~41㎡で、全室に浴室・トイレ・キッチンなどを備えている。設備面では食堂や大浴場、ラウンジ、機能訓練室を完備し、最新のICT機器による見守り体制を導入。医療、リハビリ、生活支援を一体的に提供する体制を整えた。食事は自社セントラルキッチンで調理し、管理栄養士監修の献立を提供する。費用は入居一時金不要で、月額利用料は1人用個室で15万円前後(家賃・共益費・基本サービス料・食費込み)。2人用個室は20万円台前半~で介護サービス利用料は介護度に応じて別途必要となる。また、開設にあたり同施設内に、通所介護「いきいき荒木デイサービスセンター」、訪問介護「いきいき荒木ヘルパーステーション」、セントラルキッチン「げんきっちん荒木」、カフェ&レストラン「こ.LABO」の計5事業を新規に立ち上げている。現在スタッフは約20人で、最終的に50人体制を見込む。

深井社長は「地域の方に親しまれるリハビリケアステーションを目指す」と語る。