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久留米市津福本町に児童発達支援事業所を開設 いきいきリハビリケア


来春就労移行支援所を併設

介護事業所運営の㈲いきいきリハビリケア(久留米市野中町、深井伸吾社長)は8月1日、同市津福本町に新事業として、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所を開設した。
発達障害などがある子ども向けに母子通所の1時間個別療育型で、遊具や療育教材などを活用し、発達支援を担う。名称は「いきいきHAPPY STEP津福」。場所は、西鉄・試験場前駅南側。もともと書店だった建物を改装している。フロア面積は約300㎡。施設内には療育で使用する教材や遊具などを揃えた2部屋や、身体作りを目的に運動機器を設置した「活動室」を設けている。また、来年春に同所内で就労移行支援・就労継続支援B型事業所を開設予定で、スペースを設けている。理学療法、作業療法、言語聴覚の資格を持ったスタッフと保育士や教員の資格を持ち10年以上現場経験のある人材6人を同拠点に採用している。定員は10人で、未就学児童を対象とした「児童発達支援」は午前9時から午後2時まで。小学生から高校生までを対象とした「放課後等デイサービス」は午後2時から午後6時まで。深井社長は「お母さんも子どもと1時間通ってもらうことで、子どもの障害と向き合ってもらい成長を実感してもらうことに意義を感じている。スタッフも臨床や教育の現場に10年以上関わってきた人材を採用することで、社会に出るためのサポートをしていきたい」と話している。

2018年8月7日発行