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久留米市に敷地面積8万4000平方メートルの「ゆめタウン」建設中 広島市のイズミ 今秋オープン、年商242億円見込む


 GMS「ゆめタウン」運営の総合スーパーストア、株式会社イズミ(広島市南区京橋町、山西泰明社長)は、今秋完成を目指し久留米市合川町に「ゆめタウン久留米」を建設している。福岡県内では九店舗目。
 場所は同町、筑後川沿いの久留米市合川北土地区画整理区域内の第一街区と第二区域。建物は本館と別棟で構成されており、本館は地下一階、地上三階建てで、別棟は地上二階建て。二棟はブリッジで連結する予定。敷地面積は本館・別棟合わせて八万四千二百三十九平方メートル、延床面積は十四万二千百平方メートル、売場面積は三万八千五百平方メートルで、店舗規模は同社最大となる。それぞれ一、二階が店舗、屋上と本館地下および三階は駐車場となる。収容台数は三千五百九十台。
 入居テナントは玩具の「トイザらス」、スポーツの「ゼビオ」、家具の「ニトリ」はじめ久留米初出店となるタワーレコード、ファイブフォックス、ワールド、イトキン、オンワードなど百三十店舗を予定している。同社では「ゆめタウン久留米」の商圏人口を百五十九万人に設定しており、年間来場者数は一千二百万人、年商は二百四十二億円を見込んでいる。従業員数は約一千八百人で、そのうち一千五百人を地元採用する考え。また、久留米市中心部と現地を結ぶシャトルバスも運行する予定。
 同社は一九六一年十一月創業・設立。資本金は百九十六億円。従業員数は約二千二百人。二〇〇二年三月期の売上高は三千百三億円。兵庫以西の中・四国、九州に「イズミ」など七十二店舗を展開し、そのうち「ゆめタウン」は三十六店舗。

2003.04.30 発行 週刊経済より