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久留米市から糟屋郡須恵町に本社移転 イーエム九州


週刊経済2021年2月9日発行

北部九州での事業展開を強化

大型自動車の整備を手掛ける㈱イーエム九州(平井清二社長)は1月6日、久留米市宮ノ陣町から糟屋郡須恵町に本社を移転した。
場所は通称・筑紫野古賀線沿い、「須恵第2小学校入口」交差点の南側。創業70周年事業の一環で、昨年25億円を投じて新築した福岡支店兼板金塗装工場の同支店内に本社機能を移転し、今後は北部九州での事業展開を強化していく考え。敷地面積12210㎡内には、2階建ての建物(本社と福岡支店)のほか、旧工場の2倍となる平屋建て(3300㎡)の整備工場がある。板金作業などを手掛けるレーンや車体フレームの修理を手掛ける大型フレーム修正機、2トン以上の大型自動車に対応する塗装ブース3基を設けている。平井社長は「主力業務の事故車修理に加え、新たに新車架装業務なども手掛けていきたい」と話している。
平井社長は飯塚市出身。1962年7月27日生まれの58歳。関西学院大学卒。大手の損害保険会社を経て、2018年5月に代表就任。趣味はランニング。
同社は1950年8月創業。資本金3千万円。従業員50人。本社のほか、久留米市宮ノ陣町に久留米支店兼板金塗装工場(9240㎡)を置く。2020年3月期売上高は11億5千万円。