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中間決算は売上高が2・6%増の760億円  西部ガス    ガス売上、関連の不動産売上が増加


 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)の2012年3月期の連結中間決算は、売上高が前年同期比2・6%増の760億27百万円、経常利益が92・3%減の2億28百万円の増収減益だった。単体も売上高が3・3%増の559億9千万円、経常利益が45・3%減の14億61百万円で増収減益だった。
 原料費調整制度に基づく料金単価の上方修正の影響などでガス売り上げが増加したことに加え、連結子会社の不動産売り上げが増加したことなどから19億6百万円の増収となった。一方、利益面では原油価格高騰による都市ガス原材料費の増加などで売上原価が大幅に増加し、経常利益が27億83百万円減少した。
 通期では、連結で売上高が1726億円(6・0%増)、経常利益が40億円(49・7%減)の増収減益を、単体でも売上高が1296億円(8・5%増)、経常利益が36億円(38・8%減)の増収減益を見込んでいる。