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中間期はITエンジニア稼働数増で増収減益 メディアファイブ


保育事業で収支改善

ソフトウエア受託開発、システム開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)の2019年5月期(6月~11月)中間決算は、売上高が前年同期比3・5%増の7億1800万円、経常利益が同57・3%減の500万円で増収減益だった。
IT関連投資は拡大傾向で企業において人手不足が広がる中、人材確保や育成のための先行投資としてITエンジニア育成研修を拡大した結果、新規、既存取引先において稼働数を伸ばし、契約単価交渉を実施し売り上げが増加した。また、2017年5月に開設した企業主導型保育園は園児数が増えたことや補助金額が予想額を上回ったことで、運営にかかる収支の改善を図ることができ、利益面は減収だったものの期首予想を300万円上回った。
同社では「技術力の向上、ワークライフバランスの向上を図ることで、優秀な人材の囲い込みを図っていく」とし、通期売上高は前年同期比4・4%増の14億8000万円、経常利益は同83・6%減の1000万円で増収減益を見込んでいる。

2019年1月22日発行