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中間期は衣料品不振、経費増で赤字に  イオン九州    営業収益は合併効果で26・6%増


 九州内でスーパー、ホームセンターなどを展開するイオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、岡澤正章社長)08年8月中間期決算は、営業収益が1334億5400万円で前年同期比26・6%増、営業損益が7億7400万円の損失、経常損益が7億7300万円の損失、中間純損益が5億7400万円の損失となった。
 売上高は、前年8月に合併した株式会社マイカル九州のサティ9店舗や前年下半期に開店したジャスコ鹿児島店などが寄与し、前年同期比25・4%の増収となった。また、厳しい環境下で既存店売上高も前年同期比1・9%増と健闘したが、荒利益率の高い衣料品の売り上げが伸び悩んだため売上総利益率が悪化、加えて新店開設や既存店活性化のための一時的な経費の発生で赤字となった。通期では、営業収益が2760億円で前期比14・8%増、営業利益が12億円で同23・0%増、経常利益が10億円で13・6%増、当期純利益が3億5000万円で同28・9%減を予想している。