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中間期は増収赤字縮小  富士ピー・エス    通期予想は下方修正


 株式会社富士ピー・エスの09年3月期中間決算は、売上高が80億7400万円で前年同期比7・3%増、経常損失は8億2400万円で前年に比べて2億4900万円赤字幅を縮小した。
 手持ち工事高の増加と、前年度以前に受注した赤字手持ち工事が減少したため赤字縮小となった。営業損失は8億5100万円で同2億7600万円減、半期純損失は8億9200万円で同1億8400万円減と、それぞれ赤字幅を縮小した。事業別では、前期までに受注した土木工事の売上高が63億5100万円で同46・9%増となり、事業全体では78億5100万円で同6・7%増となった。その他の事業では、建設資機材の販売・リース業や不動産の賃貸などが順調に推移したため、2億2300万円で同78・4%増となった。同社では「建設事業の建設工事受注高は28億200万円で同24・3%増と順調に推移したが、昨年受注した公共事業分の減少に伴い土木工事受注高が62億5400万円で同40・7%減と大幅に減少してしまった」と説明している。これを受けて同社では、期首に立てた通期予想を修正し、売上高223億円で前年同期比0・9%減、経常損失は16億5000万円で同131万円の赤字増を見込んでいる。