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中間期は原油・原材料高で2けた減益  大石産業    通期は増収増益へ


 産業用包装資材製造の大石産業株式会社(北九州市八幡東区桃園2丁目、中村英輝社長)の9月中間期連結決算は、売上高が91億6200万円で前年同期比2・4%増、経常利益が2億1100万円で同25・6%減の増収減益となった。
 業務効率化、コスト削減、品質向上を推進し、予想を上回る原油、原材料価格の高騰で2けたの減益となった。部門別には、パルプモウルド部門で農業分野、工業分野で増収となり売上高は31億6100万円で前年同期比1・5%増。樹脂部門は全分野が増収となり18億5000万円で同10・5%増。紙袋部門は主要需要先の石油化学工業分野、食品関連分野で減収となり売上高9億2900万円で同2・7%減。海外部門では外貨建では増収となったものの円高の影響で14億7200万円の同1・6%減となった。段ボール部門では工業分野、農業分野で増収となり13億7100万円の同10・8%増となった。通期では、売上高が182億円で同0・3%増、経常利利益が6億1000万円で同25%増を見込んでいる。