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中間期はデジタル関連需要減で減収減益 　日本タングステン　　　 原材料高騰で経常３９・２％減

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　金属の精製・加工、ファインセラミック等製造販売・日本タングステン株式会社（福岡市博多区美野島１丁目、吉田省三社長）の０８年９月中間連結決算は、売上高が６０億９８００万円で前年同期比６・２％減、経常利益が３億２１００万円で同３９・２％減の減収減益だった。
　設備投資や機械受注関係で調整色が強く、特にデジタル関連部品の需要減少等で減収となった。損益面では、原材料価格の高騰による原価の上昇や売上減少による利益減で大幅に減少した。事業別の売上高は、主力の粉末冶金事業が、液晶関連部材用のタングステン・モリブデン棒製品、重電・抵抗溶接用の電極製品の売上減で、前年同期比６・７％減の５７億１９００万円となった。産業用機器事業は、半導体関連の需要低迷で設備機器が減少したが、研究・開発機関向けの実験装置・設置工事の増加で、同４・４％増の３億３８００万円となった。その他の事業は、商品販売等が減少し、同１０・５％減の４０００万円となった。通期では連結売上高１１８億５０００万円（前期比９・７％減）、経常利益４億７０００万円（同４８・６％減）の減収減益を見込んでいる。