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中間市にコンテナホテル 千葉のデベロップ


週刊経済2024年2月20日発行号

県内4店舗目

建築・不動産業などの㈱デベロップ(千葉県市川市、岡村健史社長)は1月22日、中間市上蓮花寺2丁目にコンテナホテルをオープンした。
施設名は「HOTEL R9 The Yard 中間」。「HOTEL R9 The Yard」シリーズで全国73店舗目、福岡県内では飯塚、豊前、上毛に次ぐ4店舗目。場所は「イオン なかま店」近く。敷地面積は3681㎡。建築用コンテナモジュールを活用した独立客室で、敷地内にコンテナが1棟ずつ建ち並んでいる。客室数は、ダブルルーム(13㎡・1泊1人税込み6200円、2人8700円)40室、ツインルーム(13㎡・1泊1人6200円、2人9700円)5室の計45室。無料の軽食・ドリンクコーナーやコインランドリーなども備える。駐車場台数は47台。中間市をはじめ北九州地域、鞍手町、直方市の工業・産業団地へのアクセスが良いことから、主なターゲット層はビジネスマン。また、中間市と災害協定を結んでおり、有事の際には客室を被災地へ移設し避難施設などとして活用する「レスキューホテル」の役割も担う。同社では「中間市はビジネス出張やイベントなど宿泊需要がありながらもホテルが不足したエリアのため、多くの方に利用いただけることを見込みオープンした。今後も九州および全国へ展開していく」と話している。
同社は2007年2月設立。資本金18億1198万円(資本準備金8億9099万円を含む)。