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中小企業DIは2期ぶりプラス景況 日本公庫福岡支店


週刊経済2026年5月6・13日合併号

小規模DIは2期ぶり悪化

㈱日本政策金融公庫福岡支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、山脇智博支店長)が発表した2026年1月から3月までの九州地区「中小企業動向調査」結果の業況判断指数(DI)は、中小企業が前期(2025年10月~12月)比9・4ポイント増の7・7となり、25年7月~9月期の景況感に続き、再びプラス景況となった。

従業員数が20人以上の中小企業調査結果(390社回答)によると、製造業の業況判断DIは前期比11・3ポイント増の7・1。非製造業でも同10・8ポイント増の8・7となり、製造業、非製造業ともにプラスに転じた。

製造業の業種別業況判断では、前期DI▲50と低下していた生産用機械が同10まで大幅上昇したほか、金属製品が前期DI0から同9まで回復。汎用機械もDI▲15から同0まで上昇したものの、前期DIをけん引した飲食料品がDI25から同14に低下。窯業・土石も前期DI13から同7に低下したもののプラス景況を維持。木材・木製品も前期DI0まで回復していたが、今回DI▲29と大幅に落ち込んだ。非製造業の業種別では、宿泊・飲食サービスが前期DI▲21からDI10に大幅上昇し、プラス景況に転じたほか、建設業も前期DI▲11からDI3まで改善。卸売業も同▲3からDI9まで上昇し、サービス業も同▲2からDI8と軒並み上昇した。

また、従業員が20人未満の小規模企業調査結果(606社回答)では、業況判断DIが前期比7・1ポイント減の▲25となり、2期ぶりに景況感が悪化した。製造業をみると前期比8・3ポイント減の▲18、非製造業では同7ポイント減の▲25・8とそれぞれマイナス幅が拡大した。

業種別では飲食店・宿泊業が前期比9ポイント増の▲5・3で3期ぶりにマイナス幅を縮小。一方、小売業は同5・3ポイント減の▲38・3。サービス業は同9・9ポイント減の▲29・9。建設業は同11・1ポイント減の▲12・2、卸売業が同18ポイント減の▲34・4といずれも低下している。

次期(2026年4月~6月)の全産業DIは、中小企業が前期比2・6ポイント減の5・1。小規模企業は同2・5ポイント悪化し、▲27・5と予想している。業況判断指数とは、「良い」と回答した企業と「悪い」と回答した企業の割合の差を示している。