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中央区白金2丁目に投資用の簡易宿泊施設  DM都市開発


楽天グループとタイアップ

不動産開発、販売のDM都市開発㈱(福岡市中央区大名2丁目、森弘晴社長)は12月着工予定で、2021年2月の完成を目指し同区白金2丁目に投資用の簡易宿泊施設を建設する。開業は同年3月予定。
場所は通称桧原比恵線沿い、「那の川2丁目」交差点から200m北側。敷地面積は256㎡。建物の名称は「Rakuten STAY博多白金」。駐車スペース3台(うち身障者用1台)と駐輪スペース7台も収容可能。建物は鉄筋コンクリート造りの12階建て、延べ床面積が806㎡。1階はロビーやエントランス、2〜12階が客室で、各階の客室は2部屋(25、35㎡)構成となっている。2〜5階の客室は2〜3人専用で、それぞれの人数に応じたシングルベッドを設ける。また6〜12階の客室は3〜7人専用で、同様にそれぞれの人数に応じたバンクベッドを備える。完成後は楽天グループで、宿泊施設運用代行を手掛ける楽天LIFULL STAY㈱(東京都千代田区)が同施設運営を実施する方針。
森社長は「部屋は4タイプ用意。楽天が施設計画や設計段階、内装デザイン監修に携わるなど当社として他業界との宿泊施設開発タイアップは初」と話している。
同社は2014年6月設立。資本金1000万円。決算期3月。福岡市内では賃貸マンション8棟や商業ビル1棟、簡易宿泊施設2棟の開発実績があり、個人投資家や法人向けに賃貸マンションなどの一棟売りを手掛けている。関連会社で賃貸共同住宅やホテル、宿泊施設などの設計や監理を手掛ける一級建築士事務所のDMクリエイト㈱(横浜市都筑区)の代表も務めている。

20191125日発行