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中央区春吉3丁目に販売用のホテル建設 福博コーポレーション


販売価格は24億円

投資用マンションなどの販売、㈱福博コーポレーション(福岡市中央区清川2丁目、本田時枝社長)は、来年5月をめどに同区春吉3丁目に販売を目的とした「ヴィラージュ博多ホテル」を着工する。完成予定は2020年5月。
同社は福岡市内を中心に賃貸マンションなど収益物件「ヴィラージュ」シリーズの建設企画・販売を展開。今回取得した土地は、天神や渡辺通、商業施設キャナルシティなどへのアクセスも良好で、同社初のホテル物件として建設。すでにホテル運営する入居企業は決定済といい、年間で1億2000万円(税込)の賃料収入が見込めることから、投資家に24億円(同)で販売する。
場所は県道553号線沿いの春吉交番から150mほど北東側で現在コインパーキングとして利用中の土地。敷地面積は884㎡。計画では、建物は鉄筋コンクリート造の9階建てで、延べ床面積が2684㎡。1階はエントランスホール、フロント、レストランなど。2階から8階は客室で、総客室数は104室。広さやベッド数の違いで7タイプの客室を用意する。9階はクラブラウンジ、ルーフトップバーなど。6階や8階、9階には各2カ所の露天風呂を備えるほか、11人乗りのエレベーターを2基設置する。駐車場は5台の収容可能となっている。同社では「収益物件を販売する一方、今後は自社保有物件も増やし安定期な収益を高めていきたい」と話している。
同社は2008年10月設立。資本金2000万円。従業員5人。決算期2月。現在は賃貸マンションなどを10棟販売中。

2018年11月20日発行