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中央区平尾1丁目にインバウンド向けホテル ラ・アトレ


高砂エリアでも開発進行中

東証ジャスダック上場で新築・再生不動産販売事業や不動産賃貸事業を展開する㈱ラ・アトレ(東京都港区海岸、脇田栄一社長)は2月10日、福岡市中央区平尾1丁目にインバウンド向けの長期滞在型ホテル「(仮称)LA福岡Ⅱ」を着工した。完成予定は来年6月末。
同社の福岡市内でのホテル開発は昨年6月中央区清川1丁目に開業したインバウンド向けの長期滞在型ホテル「LA福岡」に次いで2棟目。現在同ホテルの客室稼働率は90%台で推移しており、さらにインバウンド客の需要を見込み、西鉄天神大牟田線薬院駅から徒歩10分圏内とアクセス良好な立地を生かし開発するもの。同社ではさらに「中央区高砂エリアにおいてもホテル開発を進行中」(脇田社長)という。
場所は西鉄大牟田線薬院駅から南に約700m、通称高宮通り沿いの平尾1丁目交差点の東南側。敷地面積は230㎡。建物は鉄筋コンクリート造りの10階建てで、延べ床面積が575㎡。完成後はインバウンド向けのホテル事業を展開する㈱Satisfill(サティスフィル、中央区清川1丁目、井上進太郎社長)が運営する。
同社は1990年12月設立。資本金4億8393万円。東京本社のほか札幌、名古屋、松本、大阪、福岡に支店を置き、不動産事業を展開、2018年12月期の売上高が約77億円。福岡支店(中央区天神1丁目、久保田一郎支店長)は14年6月に開設し、現在従業員は4人。福岡市内での開発は15年東区香椎照葉の商業施設「アトレアモール照葉」、16年南区大橋のファミリー向け分譲マンションなどがあり、20年完成予定で博多区中洲にオフィスビルを建設中。

2019年3月19日発行