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中央区大名2丁目にBPOセンター 東京のSCSKサービスウェア


感染症対策とセキュリティ強化

コールセンターやバックオフィス業務などBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスを展開するSCSKサービスウェア㈱(東京都江東区、清水康司社長)は11月、福岡市中央区大名2丁目にBPOセンターを開設した。全国17拠点目で、福岡市内では2拠点目。
コロナ禍を受けてBCP対策として複数拠点での運用の顧客ニーズが増えており、人材確保の観点などから福岡に第二センターを新設した。場所は中央区役所の南側、「大名センタービル」6~8階の3フロアで、フロア面積は合計で約980㎡。6階は従業員の休憩スペース、7~8階はコールセンターの執務スペースやロッカールーム、会議室などとなっている。コールセンターの座席数は180席で、スタッフは200人超。感染症対策としてゆとりのある執務スペースを確保し、各席に飛沫防止パネルを設置している。また、マスク着用有無や体温を測定する機能が搭載された顔認証システムを導入したほか、警備、混雑度解析、温度管理などに利用できる「スマートAIカメラ」も設置し、感染症対策と情報セキュリティ管理の強化を図っていく。同社は「今回の第二センター開設を機に、新たに採用する社員から管理者を育成し、さらなる拡大ができるよう努めていく」と話している。
同社は1983年設立。資本金6億2千万円(資本準備金を含む)。従業員数約5400人(契約社員含む)。

2020年11月17日発行