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中央区大名1丁目に8階建てホテル 九電不動産


週刊経済2021年10月26日発行

九電G、ホテル事業1号案件

九州電力グループの九電不動産㈱(福岡市中央区薬院1丁目、平野俊明社長)は、同区大名1丁目に建設している8階建てホテルを12月1日開業する。
九電グループとしてホテル事業参入の1号案件。場所は福岡大名一郵便局北東側の駐車場跡地。敷地面積は644・44㎡。延べ床面積は2441・83㎡。ホテルの運営はソラーレホテルズアンドリゾーツ㈱(東京都港区、井上理社長)に委託し、同社のホテルブランド「ランプライトブックスホテル福岡」として開業する。コンセプトは「本の世界を旅するホテル」で、1階には本屋とカフェを併設、2階以降に客室104室を設ける。同ホテルではエコキュートによる給湯やカフェでの電化厨房機器の使用など、ホテル内すべてのエネルギ―を電気でまかなうオール電化を取り入れている。同社では「普段出会わない本に触れることで新たな発見や、お気に入りの本をいつもと違う空間で読んで気分転換するなど、本を通してさまざまな楽しみ方ができるホテルを目指す」と話している。