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中国銀行の中国大連市内の支店に研修員を派遣  西日本シティ銀行    昨年の上海支店に続き


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)は、2月から業務協力協定を結ぶ中国銀行(BANK OF CHINA、本店・北京)の中国・大連市内の支店にトレイニー(研修員)1人を派遣する。
 これは中期経営計画に掲げる「人材の専門化・高度化」の一環で、経済のグローバル化が進展する中、取引先企業の海外進出を確実にサポートできる人材育成を図る。同行は、10年以上にわたり中国銀行と業務協力協定を締結しており、2010年12月に業務トレイニーの相互派遣制度を創設し、昨年2月からトレイニー2人を中国銀行上海支店に派遣していた。
 今回、両行のさらなる協力関係強化を図り、中国東北部の中でも特に目覚しい経済的発展を遂げ、北九州市と1979年から友好都市の大連市の支店に行員を派遣。期間は1年間で(両行合意のもとで延長も可能)、中国銀行が取り扱う金融商品・サービスなどの銀行業務知識を習得する。
 西シ銀は2010年8月に中国銀行の決済機能を活用して、九州の地方銀行として初めて人民元建て貿易決済を導入。昨年12月には中国銀行東京支店との共催で「中国セミナー」を開催するなど、地元企業の中国ビジネス拡大の支援に中国銀行との業務協力協定を積極的に活用している。