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中国浙江省に椅子製造工場を計画　 　ベガコーポレーション　　　 来年９月めどに

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　家具通信販売の株式会社ベガコーポレーション（北九州市戸畑区境川２丁目、浮城智和社長）は、来年９月めどに中国浙江省に椅子製造工場を開設する計画を進めている。設備投資額は約２０００万円。
　自社工場を所有することで、品質、利便性、価格の提案をダイレクトに反映させ、低価格で効率的な商品開発を目指すもの。現在、中国浙江省付近で、既存工場の物件を探しており、最低でも床面積約４９５０平方mのスペースを確保する予定。人員は約１００人を現地採用する計画で、現地法人設立も検討しているという。現在、同社の売り上げの約６割がオフィスチェアやリクライニングチェアとなっており、同工場では、椅子の企画・開発・製造までを手掛ける。浮城社長は「当社では、これまで約３０００アイテムのインテリア家具を販売しており、特に椅子部門においては好調を維持している。品質を落とさず、より低価格の椅子を追求していきたい」と話している。
　同社は２００４年７月設立、資本金４０００万円、従業員１４人（アルバイト含む）売上高１億８５００万円（０７年３月期）。浮城社長は北九州市出身、１９７６年１１月生まれの３１歳、九州国際大学経済学部卒、趣味はゴルフ。