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中国に独資法人を設立し製販一体の現地拠点 タカミヤ 中国の流通業全面開放を受け


 釣具・アウトドア用品卸・小売の株式会社タカミヤ(北九州市八幡東区前田企業団地、高宮俊諦社長)は今年中にも、中国に独資法人を設立し、製販一体の現地拠点開設を計画している。
 同社は約三十年前から生産委託、十年前からは輸出先として中国と関係があったが、最近は日本よりも高額商品が売れるなど、市場として可能性があるため、数年前から計画してきたもの。現在、三カ所の候補地を挙げて、延べ床面積千平方メートル程度の製販一体拠点用地を探している。なお、独資法人の設立は中国の流通業全面開放が実施された時点で、すぐにでも着手する予定。なお、同社は韓国で四店舗を展開しているが、来春には五店舗目を出店する計画もある。
 同社は一九四九年十月創業、六三年一月設立、資本金は九千万円、売上高は百七十四億七千万円(二〇〇三年一月)、従業員数は六百四十人。釣具・アウトドア用品店「ポイント&ぺグ」を国内六十店舗、韓国で四店舗展開している。
 高宮社長は北九州市出身で、四七年三月二十九日生まれの五十五歳、立教大学経済学部卒、趣味は釣り、ゴルフ、読書。

2003.12.24 発行 週刊経済より