不動産賃貸業のＭｅｄｉｃａｌＭｉｎｄを子会社化　ＨＹＵＧＡ ＰＲＩＭＡＲＹ ＣＡＲＥ

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週刊経済2024年1月23日発行号

取得額５億円

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するＨＹＵＧＡ ＰＲＩＭＡＲＹ ＣＡＲＥ㈱（ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町２丁目、黒木哲史社長）は１月９日付で、不動産賃貸業のＭｅｄｉｃａｌＭｉｎｄ㈱（メディカルマインド・福岡市東区照葉４丁目、東永樹社長）を子会社化した。
ヒュウガは在宅訪問薬局事業を主力に中小規模の薬局と提携し在宅薬局の運営ノウハウを提供する「きらりプライム事業」、昨年１月に着手した住宅型有料老人ホーム運営の「プライマリケアホーム事業」の３本柱で展開。プライマリケアホーム事業は１棟目を春日市、２３年８月に２棟目を博多区麦野２丁目に開設しており、２施設を保有するメディカルマインドの株式を取得することで、施設運営と保有を一体的に行い、より効率的な事業運営を目指す。取得額は５億円。メディカルマインドは２０２１年９月設立。資本金５００万円。２０２３年８月期売上高は１７００万円。今回の取得により１月１５日付で代表者、社名、所在地を変更。「ＰＲＩＭＡＲＹ ＡＳＳＥＴ ＯＮＥ㈱」とし、本社はヒュウガプライマリケアに置き、社長は黒木社長が兼任する。同社では「より緊密な連携化で両社の一層のシナジー効果を追求して、プライマリケアホーム事業拡大につなげる」としている。