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下関市私有林上空で物流ドローンの実装実験 トルビズオン


組合林業、下関市と共同で

ドローンを使った上空シェアリングサービスの㈱トルビズオン(福岡市中央区大名2丁目、増本衞社長)は、11月から下関市の私有林上空を活用した買い物弱者向けドローン物流の実装実験を始める。
組合林業㈱、山口県下関市と共同で、高齢者の多い同市豊田町での買い物弱者向けビジネスモデルの運用を開始。運ぶのはパンやデザート、弁当などで重量1~2㎏の物品を想定し、私有林上空を使用する際は同社運営の上空シェアリングサービス「ソラシェア」を通して土地所有者に使用料を支払う。
増本社長は「海上や離島でのドローン実験が多い中、ドライバー不足に伴い陸地での社会重要性を感じている。日本の国土は3分の2が森林であり、これから運用できる地域の拡大を目指す」と話している。
同社は2014年4月14日設立。資本金200万円。売上高800万円。従業員数4人。
増本社長は1978年1月9日生まれの41歳。山口県下関市出身。九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻修了。趣味はドローン空撮。

2019年9月18日発行