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下呉服町にアパートメントホテル 九州レップ
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週刊経済2025年10月15日発行号
来年秋完成予定
不動産業の九州レップ㈱(福岡市中央区渡辺通4丁目、白砂光規社長)は9月8日、博多区下呉服町にアパートメントホテル「(仮称)徒然庵Ⅱ」の着工を開始した。完成は来年5月ごろの予定。
東京で流行しているアパートメントホテルを福岡でも展開し、土地の付加価値向上を図る狙い。場所は同市博多区呉服町。同施設は全3棟構成、客室は合計6室。1室あたり約40㎡で、全室にキッチンを完備し、長期滞在にも対応する。また、2棟は1階部分を駐車場とし、無人チェックイン方式を採用することで、利便性と運営効率の両立を図る。一部の客室にはサウナを設置するほか、ペット同伴可能な部屋も導入。宿泊料金は1泊あたり2万5千〜3万5千円程度を想定し、既存施設「徒然庵」(同区古門戸町)と同水準の価格帯を目指す見込み。国内観光客や団体旅行をメインターゲットに、観光の利用、長期滞在など多様なニーズに対応できる施設を目指す。敷地面積は約215㎡、延べ床面積は約476㎡。
白砂社長は「今回の実績を次の展開につなげていきたい」と意欲を語った。

