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上級等職員採用試験の競争率は13・7倍  北九州市    民間経験者対象の行政2は約30倍


 北九州市は、2011年度北九州市の上級(大学卒程度)等職員採用試験の実施結果を発表した。採用予定数の131人に対し、2304人が応募し、最終合格者は前年比6人減の129人だった。競争倍率は13・7倍でほぼ前年並み。
 行政など一般事務員の応募者は1401人で合格者は46人。競争倍率は23・2倍だった。土木や建築など一般技術員の応募者は369人で合格者は39人。競争倍率は7・5倍。消防士と女性消防士の競争倍率はそれぞれ11・5倍、12・0倍。上級職員の中で最も競争倍率が高かったのは民間企業経験者を主な対象とする行政2で競争倍率は31・7倍だった。また獣医師と保健師の競争倍率はそれぞれ2・0倍、5・7倍だった。
 同市では東日本大震災の被災者に雇用の場を提供することを目的に、上級(行政)の採用試験第2回を仙台市と東京都で10月に実施する。採用予定数は20人程度。